ウッドブラインドの特徴から選び方まで“気になること全部”メーカー担当者に聞いてみました!

ウッドブラインドの特徴から選び方まで“気になること全部”メーカー担当者に聞いてみました!

2024/03/19

SEKI MAG / 主婦的研究 暮らしで生きる家具

どうすればライフスタイルに合う家具選びが実現できるのか?それは、家具の機能と存在を、自分達の暮らしのニーズと掛け合わせて分析する必要があります。 暮らす実験室というシェアハウスを営み、拡大家族を実践する市原しほさんから、家具のプロフェッショナルにぐいぐいインタビューした思考実験のシリーズです。

 

お部屋におしゃれさと木のぬくもりを加えてくれるウッドブラインドが、近年人気を集めています。この記事を書いている私自身、ちょうど一部屋のカーテンの買い替えを考えているのですが、ドラマのインテリアで使われているのを見て「ウッドブラインド、いいな〜」と憧れを抱いていました。今回、関家具の「窓」担当であるしのざきさんにお話を伺えることになりました。

一人の消費者として、主婦として、ウッドブランドの特徴から、選び方までを根掘り葉掘り聞いてみたいと思います。

ライター市原の自己紹介

3人の子どもを育てながら2つのシェアハウスを運営しつつ、暮らしやものづくりに関する記事を書いています。
シェアハウス立ち上げにあたって、ここ3年で14部屋分のインテリア購入をしているので、家具選び、カーテン選びにはこだわり強めです。

 

ウッドブラインドの特徴は?

カーテン・通常のブラインドと比べた使用感は?

まずウッドブラインドがどんな特徴を持っていて、どんなニーズに答える存在なのかを聞いていきましょう。

市原:今日はありがとうございます!しのざきさんは、関家具の「窓」担当とのこと。

しのざきさん:はじめまして。しのざきです。関家具で窓事業のプロジェクトリーダーをさせてもらっています。 正直なところ、私もこの事業を始めるまで「ウッドブラインド、へ~お高いんでしょ?」くらいにしか思っていませんでした。
おそらく大多数の人が「ウッドブラインドってなんかよくわからない」「欲しいけど価格が」と選択までいくつものハードルをお持ちの方が多いと思います。
でも、ウッドブラインドを手にしてお部屋に設置する度に、ひとつのアイテムでこんなにお部屋の雰囲気を変えられるものってウッドブラインド以外に他にないんじゃないかなと感じているんです。

市原:確かに、ウッドブラインドってパッと見の存在感がすごいですよね。ただ気になるのは使い心地なんです。まず掃除がしにくそうなのと、紐で上げ下げしたり動きが複雑だから壊れない?ってことが不安なところ。
いいなぁと思ってるのは、外から部屋が見えにくくできそうなところ。お隣の方の庭に窓が面している部屋があって、視線が気になる部屋があるんです。一日中レースのカーテンは閉めっぱなしだけど、それでもある程度見えてるんだろうなぁと。昼からカーテンは閉めたくないし。ブラインドならば、見え方・見られ方を調整しつつ、明るさも確保できる?と期待しています。
ウッドブラインド自体に関してだけじゃなく、カーテンや通常のブラインドと比較してどうなのかをぜひ教えて欲しいです。

 



ウッドブラインドってどんなもの?1人の消費者として知りたいこと  

▶︎ 欠点?!不安なところ  
・掃除しにくそう  
・壊れやすそう  
・高そう

 
▶︎ 利点?!魅力的に感じているところ 
・ご近所からの視線対策ができる  
・明るさを調整できる  
・おしゃれさ



ウッドブライドの欠点!?

掃除しにくいのか?

しのざきさん:まず掃除からいきましょうか。
ウッドブラインドも通常のブラインドも掃除の方法は同じで、乾いた布で拭くか、ブラシで掃いて掃除をします。ただ、ウッドブラインドはアルミに比べると静電気がおきにくいので、埃が積もりにくく掃除の頻度が減らせるというのはメリットでしょう。アルミブラインドは枚数も多く、やわらかいので拭きにくいですしね。

市原:でも、カーテンだと洗濯機に放り込んで干せばきれいになるので、ウッドブラインドを手で掃除するのはめんどうな印象です。

しのざきさん:そうですね。ただカーテンは汚れが見えにくいので、気づくと埃や花粉をたくさん吸っているということも。カーテンを洗濯する頻度はどれくらいでしょう?目安とされているのはレースカーテンで年に2回、通常のカーテンだと年に1回だと言われていますが、中には購入してから1度も洗っていないという方も。確かに、天気をチェックして、シワにならないよう気をつけながら洗うのは面倒ですよね。
ウッドブラインドの場合は埃が目に見えるので、掃除のしどきがわかり、清潔さを維持できます。隙間時間にサッサっと撫でるだけで掃除ができて、メンテナンスが気軽ですね。

市原:確かに。私も前にカーテンを洗ったの、いつだろう?花粉症なんですが、カーテン自体が花粉を吸っているってこともあるんでしょうね。面倒でなかなか洗わないもんなぁ。
しのざきさん:あとは、においを吸わない、毛がくっつかないというのもウッドブラインドの魅力ですね。ペットのいる方にもおすすめです。

市原:我が家にも小さな子どもがいるんですが、カーテンに絵の具がついてしまい落ちなくなったことがあります。ウッドブラインドならきれいになったのかも。ウッドブラインドの中でも掃除のしやすいものはありますか?

しのざきさん:ウッドブラインドの羽をスラットと呼ぶのですが、スラットの幅は広めの方が掃除しやすいです。あとは素材ですね。関家具のウッドブラインドでも、表面がつるつるのタイプと、木目を生かしたざらつきのあるタイプがあります。掃除がラクなのは、つっかかりのない表面がつるつるのタイプです。

 



まとめ|掃除の方法と掃除しやすさ
カーテン|丸洗いできるが、洗濯のタイミングを選ぶ。汚れたまま放置しやすい。アルミブラインド|布かブラシで清掃が必要。静電気で埃が吸着しやすい。ウッドブラインド|布かブラシで清掃が必要。アルミより埃が付きにくく、気軽に掃除できる。


 




ウッドブライドの欠点!?

壊れやすいのか?

市原:実は以前にブラインドを使っていて、2年くらいで壊れてしまったことがあって。紐を使って複雑な動きをするから壊れやすいんだろうな、と思ったり。

しのざきさん:壊れやすさは、素材や作りによるでしょうね。アルミのブラインドは羽自体が曲がりやすいので紐と絡まってしまうこともあるようです。アルミブラインド、ウッドブラインド、どちらを買うにしても、しっかりした作りのものを選ぶのが大事です。

 

 

ウッドブラインドの魅力

視線対策と調光性能

市原:さて。私が一番気になっている『明るさをキープしながら、外から見えないようにできるか』ってこと、いかがでしょう?

しのざきさん:ブラインドの一番の特徴は、開け閉め以外で明るさや見え方を調整できるってことです。
スラットの角度を調整すると、窓の外からは見えないけれど、光は入ってくるようにできます。これは、人通りが多い場所に面していたり、お隣の庭や窓と遮るものが少ない方に本当によろこばれますね。
光の入り方が細かに調整できるのも便利ですよね。窓辺で本を読んだり、パソコンやスマホを触るシーンでは特に活躍します。太陽の光がまぶしくて文字や画面が見えないなんて時も、ブラインドならばちょうどいい光の加減にすることができます。特にウッドブラインドならば、木の隙間からさらさらと光が漏れてくるような…木漏れ日のような光を演出できます。窓辺の過ごし方の心地よさがグッと上がると思いますよ。

 



まとめ|視線対策と調光性能
カーテン|開け閉めによって調整する。細かい調光はできない。
アルミブラインド|外からは見えないが光が入るようにできる。光の調整が可能。
ウッドブラインド|外からは見えないが光が入るようにできる。光の調整が可能で、木漏れ日のような光を演出できる。 


 

 

 

ウッドブライドのコスパは?

おしゃれさと機能

市原:かなりウッドブラインドに魅かれてきてはいるんですが、あとはコスパですね。なんか高そう〜という印象。カーテンや通常のブラインドに比べて価格はどうなのでしょう?

しのざきさん:通常のブラインドに比べるとウッドブラインドは明らかに高いですね。片やアルミ、片や天然素材の木ですから。カーテンに比べると、これはもうものによって全くちがいますよね。ウッドブラインドもカーテンも価格幅があります。最安値の商品を探すならばやはりカーテンでしょう。
ただ私たちは、ウッドブラインドを『木と光を楽しみ、部屋の居心地を変えてくれるインテリアである』と捉えているんです。安く、窓を覆えればいいというのではなく、部屋をどんな居心地にするのかを大切に考えています。そういう点で、ウッドブラインドは他にないパフォーマンスを届けられると思っています。

市原:ウッドブラインド、欲しくなってきました〜。特に窓際で読書したり、動画見れるのはいいですね〜。ぽかぽか感を味わいつつ、まぶしくないなんて。



強いていうならウッドブライドの欠点

市原:でも、強いて言うなら欠点はありますか?

しのざきさん:遮光カーテンに比べると遮光力は劣るので、真っ暗な寝室を求める方には合わないでしょうね。あとは保温機能が高いカーテンに比べると、劣るかと思います。まぁ通常のカーテンであれば、遮光力や保温力もそう変わらないでしょう。

 

 

ウッドブライドの選び方を

素人にもわかりやすく教えます

市原:ではウッドブラインドをいざ選ぶとなった時の、選び方を教えてください。たくさん記事があるけれど、専門用語が多くて正直よくわからないんです。

しのざきさん:ウッドブラインドの選び方は、分類次第でシンプルになります。まず『個人の好みで選んでいい事柄』と『部屋の構造で正解が決まってくる事柄』とで分かれます。

市原:と言うことは、気に入って選んでも部屋の構造的に使えないと言うこともあるわけですね!

しのざきさん:使えなかったり、使い勝手が悪くなったり、ですね。順を追って教えますし、こんな項目があるんだな〜程度に聞き流していいので、気軽に聞いてください。

 

 

 

ウッドブライドの選び方

部屋の構造で正解が決まってくる事柄


しのざきさん:では『部屋の構造で正解が決まってくる事柄』から見ていきましょう。
最初に言ってしまうと、取り付け方と、幅と丈の選び方となります。

 

ウッドブラインドの取り付け方

しのざきさん:ウッドブラインドの取り付け方は天井付け(窓枠の内側につける)、正面付け(窓枠の外につける)があります。


市原:もうそれを聞いただけで、脳内フリーズです。選ぶのやめたい〜。

しのざきさん:大丈夫です。選び方はそんなに難しくありません!まず賃貸物件で、壁にビスで穴を開けられないという場合は、カーテンレール付けを選びましょう。扱っている店舗は少ないのですが、カーテンレールに取り付けられる商品があります。軽量化してあるので、作りはやや華奢になりますが、簡単にウッドブラインドをお部屋に取り付けられます。 次に、取り付けるのが寝室かそうでないかを考えます。

市原:寝室か、そうでないかですか?

しのざきさん:正確には寝室かそうでないかというか、なるべく暗くしたいかそうでないかですね。光漏れをなるべく抑えたいというのであれば、壁面付けを選ぶといいです。ブラインドが窓をすっぽり覆うので光漏れが少なく、部屋を暗くできます。 光漏れが気にならないというのであれば、窓枠内側天井付けが人気です。窓枠の中にすっぽり収まりスタイリッシュな印象ですし、お部屋が物理的に広くなります。 ただ窓枠内側天井付けの場合は、窓枠の奥行きにウッドブラインドのヘッドボックスを取り付けるだけの幅があることが必須です。関家具の商品でしたら、窓枠の奥行きが66ミリ以上であれば取り付けが可能です。

市原:最初に、窓周りの寸法を測るのが大事なのですね。 しのざきさん:そうですね。窓枠の奥行きが狭い場合は、壁面付けを選びましょう。壁面付けの場合も、壁に取り付け幅があるかをチェックしましょう。関家具の商品ですと11センチ必要です。

市原:聞き慣れない言葉が多いけれど、どれがいいか主観で選ぶのではなく、条件から絞られると言うのであれば…計測してきます(笑)!

 

ウッドブラインドの幅と丈の決め方

しのざきさん:あとは、ウッドブラインドの幅と丈ですね。取り付け方によって、幅と丈の最適が変わってきます。そして、窓に合うサイズを選ぶのはとても大事なんです。ウッドブラインド幅が狭かったり、短かったりすると、窓との間に隙間ができてそもそも機能しません。広すぎ、長すぎだと部屋を狭く見せてしまいます。 基本的には、窓枠内側天井付けの場合は、窓枠のサイズ(内寸)より幅と丈が1センチ小さいウッドブラインドを選ぶ。 次は、壁面付けの場合。まず幅は、窓枠の外側のサイズよりも2〜3センチ長く。丈は、掃き出し窓なのか、中窓・腰高窓かによってちがってきます。

市原:やばいです。もうわかりません!!!

しのざきさん:ここはメーカーごとに微妙にちがってきたりするので、まずはお部屋の寸法を測っていいなぁと思う商品ができたらしっかり調べたらいいですね。まずは、サイズが見た目に大きく影響するってことだけは覚えておきましょう。

  

ウッドブライドの選び方

個人の好みで選んでいい事柄

市原:数字やら条件やら、私が苦手な分野でした。では『個人の好みで選んでいい事柄』について教えてください。

しのざきさん:スラットの分厚さと素材、幅や形、ヘッドボックスのデザインや存在感、そして色。これらが個人の好みで選ぶ事柄ですね。
 



ウッドブライドの選び方|個人の好みで選んでいい事柄

①色
②スラットの分厚さ
③スラットの素材
④スラットの幅
⑤スラットの形 



市原:たくさんあるじゃないですか〜。そもそもスラットって、なんでしたっけ!?

しのざきさん:ウッドブラインドの羽のことですね。カーテンを買う時も布の素材や質感、分厚さを選びますよね。ウッドブラインドの高級感や使用感、そして丈夫さも左右するのがスラットです。


 

ウッドブラインドの選び方①

スラット(羽)の色を好みで選ぼう


しのざきさん:色を選ぶのはわかりやすいですよね。定番のブラウン系だけでなく、グレー系やネイビー系も人気が出ています。関家具のMADOROMIでは、37色から選べます。

市原:37色。色ってそんなにありましたっけ?

しのざきさん:部屋の明るさや雰囲気を左右するものなので、ぴったりなものを選んでいただきたくて。ぜひサンプルをより寄せて、木目の現れ方も含めて手にしてみて欲しいですね。

 

ウッドブラインドの選び方②

スラット(羽)の分厚さを選ぼう

しのざきさん:次は、分厚さ。流通しているスラットの分厚さは、1.8ミリから3ミリ程度。カーテンレールに取り付ける場合は薄く、軽いものを選ぶしかないと思いますが、ある程度分厚い方が、反りにくく、高級感もあります。

関家具では割れ、反れが出にくく、高級感もある3ミリを採用しています。

 

ウッドブラインドの選び方③

スラット(羽)の素材を選ぼう


しのざきさん:素材に関して言うと、最も多く使われているのがバスウッドという北米で生息する樹木。あとは桐、樺などがあります。

市原:どの木と言われても良し悪しがわからないのですが…。

しのざきさん:好みの問題でもありますからね。スラットのパーツを取り寄せられる店舗もあるので、手にして見てみることをおすすめします。
弊社のウッドブラインドは、見た目の素材感が美しく、軽い桐を使っています。桐は、世界中の木材10万種の中で2番目に軽いと言われているんですよ。桐の軽さのおかげで3ミリという厚さでも滑らかな上げ下げが実現できました。しかも、桐は吸湿性に優れていて、発火しにくいという特徴があります。昔から、日本では大事なものを桐ダンスに納めておくという習慣がありますよね。そんな存在が、窓を覆い、空間を守ってくれているというのはなんかいいですよね。

市原:確かに。桐が窓を守ってくれている、なんかいいです。

 

 

ウッドブラインドの選び方④

スラット(羽)の幅を選ぼう


しのざきさん:そしてスラットの幅。こちらは35ミリと50ミリのものが流通しています。関家具では50ミリを採用しました。 幅の狭いスラットの場合、すっきりした印象になるのですが、枚数が増え、たたみ代が大きくなってしまいます。 ーたたみ代とは!? ウッドブラインドをたたんだ時に、上部にたたんだ羽が重なりますよね。その幅をたたみ代と言います。

市原:ウッドブラインドを上げた時に、窓を隠している部分ですね!そっかスラットの幅が狭いと枚数が多くなって、それが窓の上の方にごっそりあるってことですね。

しのざきさん:これは好みなので、どちらがよいというのものでもないのですが、幅が広い方がウッドブラインドの存在感は強くなると思います。関家具のウッドブラインドでは50ミリを採用しました。50ミリという広めのスラットの方が桐ならではの木目の質感が際立ち、あたたかみと高級感を出してくれています。

 

 

ウッドブラインドの選び方⑤

スラット(羽)の形を選ぼう


しのざきさん:あとは…スラットの形ですよね。形にも選択肢があるのですか? 長方形一択だったのですが、実は関家具では角に丸みをつけることができるようにしています。

市原:丸みですか。それって、ニーズあるんですか!?

しのざきさん:ニーズがあるかどうかはわかりませんが(笑)。やわらかく優しい印象になりますよね。丸みをつけたデザインにした場合は、スラットの断面を滑らかに削って、そこにも着色しています。

市原:芸が細かい〜。なんでそこまで。

しのざきさん:先ほどお伝えしたように、私たちはウッドブラインドは『木と光を楽しみ、部屋の居心地を変えてくれるインテリア』だと考えています。丸みのある形、なめらかな断面によって、さらに木漏れ日のような光を演出できたと思います。ぜひ、ウッドブラインドは、値段とサイズだけではなく、質感や部屋にかもす雰囲気も含めて選んでいただきたいですね。

 


 

まとめ|ウッドブライドの選び方|個人の好みで選んでいい事柄


①色|インテリアに合うものを選ぼう。
②スラットの分厚さ|1.8ミリから3ミリまである。分厚い方が反りにくい。
③スラットの素|バスウッド・桐・樺などがある。桐は軽く木質がよい。
④スラットの幅|35ミリか50ミリがある。50ミリは窓を広く見せ、掃除しやすい。
  35ミリは下ろした時にすっきりした印象となる
⑤スラットの形|角に丸みをつけ、やわらかい印象にすることができる。
  


 

関家具のオーダーウッドブラインド 

MADOROMIならではの特徴

市原:選び方がわかってきました。関家具のウッドブラインドのこだわりは、しのざきさんの言葉からほと走っていたのですが(笑)改めてどんなものなのか教えてもらえますか?

しのざきさん:関家具のオリジナルのウッドブラインドはMADOROMIという名前をつけました。窓辺であたたかく、やわらかな光の中でまどろむような時間をお届けできる存在として名づけたんです。
特徴としては、ぴったり1センチ単位でサイズオーダーができると言うこと。先ほどお伝えしたように、ウッドブラインドにとってサイズは本当に大事。既成のウッドブラインドに合わせて、窓枠のサイズを変更したりはできませんからね。MADOROMIならばおうちの窓に合うウッドブラインドをお届けできます。
そしてやはり、作りと素材のちがいですね。3ミリと分厚めのスラットを、桐という超軽量な木材によって昇降しやすく仕上げています。
そして桐の美しい木目が、50ミリという幅広なスラットで生き、木のあたたかい質感を主張してくれます。あと、幅広の方が掃除もしやすいですしね。
意味あるの?と言われた(笑)スラットにつけられる丸みもMADOROMIならでは。写真を見ていただければわかるように、やっぱりやさしい印象になりますよね。くつろぎたいリビング、子ども部屋などで特におすすめです。
そして、たくさんの色。

市原:37色とおっしゃっていましたよね!それこそ、そこまでの色数のニーズあるんですか?と思っちゃいます(笑)

しのざきさん:関家具では、設計事務所やインテリアデザインの会社など法人からの注文が多いんです。色が多いことで表現できる空間が増えるので、よろこんでいただいていますね。例えば、一言に茶色と言っても本当に多様ですよね。MADOROMIは茶系の色だけでも15種類ほどご用意しています。その他にも、ブルー系、グリーン系、パープル系など絶妙な色味のものがあります。

市原:確かに。木目が生きた上のカラーリングなので、色ものも取り入れやすそうですね。うちはグレー系のフローリングのお部屋なので、グレー系のウッドブラインドがいいかも。

しのざきさん:木の質感を活かしたものから、鮮やかなカラーを特徴としたものまで多様なので、ぜひサンプルを取り寄せてみてください。こちらから簡単にできますので。

 



〜*MADOROMIならではの特徴*〜

⚫︎ぴったり1センチ単位でオーダーできる
⚫︎作りと素材のちがい 3ミリの分厚めスラットを超軽量の桐で仕上げた
⚫︎50ミリの幅広スラットに映える、桐の高級感ある木質 ・唯一無二。
 丸みのあるスラットにオーダー可能
⚫︎37色からインテリアにハマる色を選べる 


 

ウッドブライドMADOROMIは高いのか?

市原:関家具のMADOROMI、素材といい作りといい、上中下で言うと上ばかりなのはよくわかったし、魅力はかなり感じるのですが、なんだかすごく高そうです〜。お値段的にはどうなのでしょう?

しのざきさん:大手メーカーと比べ、比較的安くご購入いただけると思います。



市原:それならば、ありですね!ありありです。MADOROMI、欲しくなっちゃいました。

 

 

多くのインテリアの中でも

ウッドブラインドの部屋への影響力はすごい


しのざきさん:最初にもお伝えしましたが、ウッドブラインドの存在感ってすごいんですよ。私自身家具を扱う会社にいますので、他にも好きな商品はたくさんあります。でも、お部屋の雰囲気への影響力で言うとウッドブラインドはかなりのもの。
関家具の企業理念は『世界に新しいライフシーンを創造し、人々に幸せと感動を提供する』なのですが、まさにそれを実現することのできるアイテムがこのMADOROMIウッドブラインドだと思っています。

 

ウッドブラインドについて詳しくなったぞ!

いや〜。超ロングな記事となりました。でも、この記事だけでウッドブラインドについては全て網羅されているといって過言ではないでしょう!他のどのサイトにも載っていないことが多数あって、さすがメーカー担当者。

ウッドブラインド自体の特徴、そしてウッドブラインドの選び方も細かく教えてくれました。 見た目の魅力だけでなく、お部屋に入る光を調節することができるというウッドブラインドは、自然の力を生かしたおもしろい存在感だと感じました。そして、MADOROMI担当のしのざきさんの熱意たるや。 私も、さっそくお部屋の採寸をしてみたいと思います!

 



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